【AUG11】豊龍丸さん、訪問!
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- 8月13日
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更新日:10月27日

【ステンドグラス豊岡】津居山港沖で底引き網漁をおこなう『豊龍丸』船長大下さんに話を伺いました。漁業は起ち上げ当初から組合制度を導入しているだけあって、外国人雇用も漁協が中心となってシステムを構築し、比較的早い段階からインドネシア人の「技能実習生」を受け入れてきました。 大下さんの『豊龍丸』は津居山の中でも遅い時期の2014年頃に初めて雇用。その頃にはインドネシア寮も完成していて、外国人雇用のノウハウも確立されていたので、レールに乗っかる感じで受け入れたようです。 インドネシアは島国で海での生活にも慣れているので、初めは日本語習得も問題なく、業務もやる気ある若者が船員となり、日本人船員もとても刺激を受けていたのですが、3年ごとに入れ替わる「技能実習生」は、回を重ねるにつれ「やる気」の質がバラバラとなり、それでも給料は固定なので、モチベーションも上がらず、どうしたものか…と思っていましたが、昨年から滞在5年で「特定技能生」にランクUPした先輩たちが現れ、彼らは漁獲高がボーナスに反映されるため「やる気」も高まり、後輩たちへの刺激となっています。 ただ「特定技能生」は寮生活から一人暮らしへの移行で、「空き家」の確保と生活の質を高めるべく免許や車の取得…という、新たな課題が浮き彫りになってきて、地域に溶け込むための生活基盤のステージへと、雇用者側も意識を変える時期になってきました。 #photobybozzo





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